最近ではブロードバンド接続が当たり前になり、インターネットに接続されたパソコンが殆どですが、インターネットを通じてウイルスに感染する危険性も高くなっています。
また、ウイルスや、スパイウェアの手口も巧妙になり、その種類も増えたことから現在では、それらの悪意を持ったソフトウェアを総称して「マルウェア」と呼ばれるようにもなってきました。
以前のウイルスは、特定のメッセージを表示したり、パソコンやデータを破壊することが目的の愉快犯的なものが多かったのですが、今は、金銭詐取を目的としたものが主流になっています。
ですので、以前のウイルスは感染すると感染したことがすぐにわかったのですが、最近のウイルスは感染したことに気がつかれないように裏に隠れて活動しています。このような環境の中では、セキュリティー対策ソフトの導入は必須だと言えます。
ただ、セキュリティー対策ソフトをインストールはしていても、中には対策が不十分な方がいらっしゃるのも事実です。
例えば…次のような例が考えられます。
- パソコンを購入したときにはじめからインストールされていたセキュリティー対策ソフトが3ヶ月程度の期限付きの製品でその後の更新をしていない。
- 日々のウイルスパターンファイルの更新(アップデート)をしていない。
- 通常、この種のソフトには更新期限が設定されていますが、期限切れのままウイルスパターンファイルの更新をしていない。
- Windows の不具合を修正するためのWindows Updateを更新していない。
- ご使用になられているソフトウェアのセキュリティパッチを更新していない。
ウイルスは毎日のように新種・亜種のものが登場していますが、上記の例のような場合、新しく登場したウイルスには対策が取れていないということになります。
ウイルスに感染すると、アドレス帳に登録されたデータを使って、ウイルスが添付されたメールを勝手に送信したり、オンラインショップで使用するクレジットカードや、オンラインバンク利用時のID・パスワードなどを盗み取られたりする危険性があります。
弊社では、日々のウイルス対策のご提案から、万一感染してしまった場合のウイルス駆除作業までサポートいたします。